実話を元にした動物園再開と家族の再構築を描く映画幸せへのキセキ。
複雑な思春期真っ盛りのお子さんを持つ親御さんにも、さまざまな環境の変化で新たなチャレンジを始めようとする方にもおすすめな映画です。
映画幸せへのキセキの基本情報
劇場公開日:2012年6月8日
再生時間:124分
映倫区分:G(どなたでもご覧いただけます)
配給元:20世紀フォックス
あらすじ
妻を病気で亡くしシングルファーザーとなった、危険な場所への突撃コラムニスト、ベンジャミン・ミー。
母親を亡くした子どもたちとなんとかうまく生活を立て直そうとするものの、反抗的な息子は退学処分、お隣は夜遅くまでパーティ三昧、街の至る所に妻の面影を感じ、心機一転引っ越すことに。
不動産エージェントとさまざまな家を見て回るがイマイチピンとこない。
最後に見学した郊外の家に直感的に引かれるが、そこは動物園付き物件だった?!
スタッフ・キャスト
監督:キャメロン・クロウ
製作:ジュリー・ヨーン、キャメロン・クロウ、リック・ヨーン
製作総指揮:イロナ・ハーツバーグ
原作:ベンジャミン・ミー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ、キャメロン・クロウ
撮影:ロドリゴ・プリエト
美術:クレイ・グリフィス
編集:マーク・リボルシー
衣装:デボラ・L・スコット
音楽:ヨンシー
ベンジャミン・ミー:マット・デイモン
ケリー・フォスター:スカーレット・ヨハンソン
ダンカン・ミー:トーマス・ヘイデン・チャーチ
ロビン・ジョーンズ:パトリック・フュジット
リリー・ミシュカ:エル・ファニング
ウォルター・フェリス:ジョン・マイケル・ヒギンズ
ディラン・ミー:コリン・フォード
ロージー・ミー:マギー・エリザベス・ジョーンズ
ピーター・マクレディ:アンガス・マクファーデン
家族で見れる度・見どころ
家族で見れる度:★★★★★
全体を通して、暴力シーンやお色気シーンは全くありません。
経営難で資金繰りに手こずる場面や、高齢のトラを楽にさせてあげるという会話のやり取り(実際に動物を安楽死させるというシーンはありません)など、子供には難しい内容のシーンもいくつかあります。
しかし、映画全体のストーリーは小学生くらいなら理解できる展開ですし、動物が多く出る作品なので、動物好きな子は楽しめると思います。
また、登場人物の子どもたちは中高生と小学校低学年くらいの子どもたちなので、それぞれの年齢の子にはそういうのあるよねという共感シーンがあるのではないかと思います。
思春期の複雑な感情と父親との関係、母親の死など、抱える問題が多くてもそれを乗り越えていくディランの姿に大人でも得るものがある作品なので、子どもにも何か感じるところがある作品だと思います。
見どころ
やはり、多くの動物たちと豊かな自然に見ていてほっこりします。
さまざまな問題に直面し、先が見えない状態にベンジャミンと一緒に胃が痛くなりそうな場面がありますが、途中途中に出てくる動物たちや動物の声に癒されます。
グリズリーと対面するシーンもハラハラしてしまう中にも可愛いと思える演出があって、思わず触りたくなってしまいそうですw
真っ暗な夜に動物たちの声が響くシーンは作中でもとても印象的です。
口コミサイトの評価や口コミ
映画.com
Filmarks
映画幸せへのキセキのポンコツ汁的感想
この映画は実話を元にしていて、イギリス人コラムニストだったベンジャミン・ミーさんの回顧録を原作にできた作品です。
実際には、動物心理学や動物行動学を大学で専攻し、映画のような突撃コラムニストではなく、動物についてのコラムを書いていて、動物が大好きな方だったようです。
映画のきっかけとなっている奥様の死や息子の退学があって動物園付きの家を買ったわけではなく、父親が亡くなりその遺産で動物園付きの家を購入し、奥様が亡くなったのは動物園再開の3ヶ月前だったとか。
そして、映画では開園と同時にたくさんのお客さんが訪れ、大盛況で終わっていますが、実在の動物園ははじめはなかなかうまくいかなかったようです^^;
映画のような資金繰りでも実話の方の経営難でも、どちらにしても大変なことには変わりありませんし、実在のベンジャミンさんのようによっぽどの動物好きでないと続かないことでしょうね。
映画では動物に関してはまるで素人とされていて、子どもたちのためということが行動原理になっているところがありますが、突撃コラムニストではなく、実在のベンジャミンさんのように動物コラムニストのままで動物愛をもっと出しても良いのではないかと、ちょっと思いました。
突撃コラムニストだったから、人の冒険ばかり描いてきたから自分の冒険をしたいという動機付けにできたのでしょうけど。
個人的に、「Why not?」が気に入りましたw
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